翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 81

ページ: 81

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【右丁】 得るといへるも此こゝろなり 中医を得(う)るとは薬を用 ひずして保養(ほよう)するをいふ なりしかるに又 早(はや)く薬を 用ひて去(さる)べき病を去(さ)らず して重(おも)きにいたるもの世に多(おほ) し是も怠(おこた)れりとすへし 只よく撰(ゑら)ふへきのみ ▲老人(らうしん)小児 婦人(ふじん)産後(さんご)すべ て脾胃(ひゐ)虚(きよ)に属(ぞく)する病は 始(はじめ)より陽(よう)気を助くるを 【左丁】 わするべからず専(もつは)ら食用(しよくよう)を 節(せつ)にし灸(きう)治時を以てし病(びやう) 症(しやう)にしたがひ方剤(ほうざい)をあとふ べし方剤も温補(うんほ)を標的(ひやうてき)【左ルビ:めあて】 とすべしみな容易(ようゐ)の病 にあらずよく保養(ほよう)を得(う)る 時は快復(くはいふく)すべし初におこ たり或は治をあやまり面部(めんぶ) 手足(しゆそく)に腫(しゆ)気をあらはすに いたりては十か一も活(いく)べか らずこれらの症は医者(いしや)も