翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 87

ページ: 87

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【右丁】 実(じつ)薬方の温冷(うんれい)をも考(かんがへ) すしては危(あやふ)しよく択(ゑらぶ)へし ◯案ずるに一二味の単方(たんほう)の みにあらず古書(こしよ)に見へずし て民間(みんかん)に伝る薬方を以て間々(まゝ) 治効(ぢこう)を得(ゑ)て難病(なんびやう)をも治(ぢ) するものあり本朝(ほんてう)上古(じやうこ)の 医師(いし)の立(たて)られたる薬方(やくほう)も おほくして書に伝(つた)はらず民(みん) 間(かん)に散在(さんざい)せるもありとかや 一向(いつかう)にあなどり捨(すつ)べからず病(びやう) 【左丁】 家(か)にその薬品(やくひん)の能毒(のうどく)病者 の虚実(きよじつ)をも考(かんが)へず妄(みだり)に 用ゆるは尤あやふし謹(つゝし)むべ ししかれども医(い)たる人 古(こ) 書(しよ)に伝(つたは)らざるを雑方(ざつほう)とし 世(よ)にまれに疾(やめ)る古書にも くはしく論(ろん)ぜざるを雑(ざつ)病とし て軽(かろ)んずるは誤(あやま)れり況(いはんや)古に まれにして今 盛(さかん)に疾(やめ)る病を やたとへ万金の貴薬(きやく)たりと もその病に効(こう)なくは何(なん)の