翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 90

ページ: 90

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【右丁】 応変(おうへん)すべき源(みなもと)を窮(きは)めず して何を以(もつて)臨機応変(りんきおうへん)すべき や上(かみ)聖人(せいじん)の書を読(よみ)て本源(ほんげん) を究(きは)むるより下(しも)一二の単方(たんほう) にいたるまで心を尽(つく)さゞるべからず ▲薬を煎(せん)ずるには磁(やきもの)のなべ を用ゆへし銅(どう)鉄(てつ)の鍋(なべ)は よろしからず五味子(ごみし)芍薬(しやくやく)の 類 味(あじはひ)の酸(すき)薬の入たるは銅鉄 の気(き)を吸出(すいいだ)して人にあたる 【左丁】 ▲薬を煎ずる水は若(もし)遠(ゑん)方 より汲(くみ)来らは水性の損(そん)ぜ ざるを用ゆべしおよそ井 の水 流(りう)水 氷(こほり)雪水 甘瀾(かんらん)水 等(とう)病症によりて用ゆる古法 あり是も知(しら)ざるべからすむ かし小 便(へん)閉(へい)を患(うれ)ふる人あり 衆医(しうい)治する事あたはす 長川急流水を取て前の 薬を煎(せん)じ用ひしかば一飲(いちゐん) にしていゆといへり水も択(ゑらば)