翻刻
【右丁】
は大にすべし中焦の丸薬
はこれに次(つ)ぐ上焦は小なる
べし 李士斎三書
▲丸散(ぐはんさん)を篩には先 絹篩(きぬふるひ)
にてふるひて後一ツに合せ又
あらき篩にて和同(くはどう)せしむ
へし四五 返(へん)もかくのごとく
すべし
▲稲(いね)を穀(もみ)にて貯(▢くは)ふれは久
しく虫くはず十余年も
保(たも)つべし薬を丸ずるに陳(ちん)
倉米(そうべい)を用ゆるには此法を
以てたくはふべし
▲熊胆(くまのゐ)を煉(ねり)薬丸薬に入る
には水に浸(ひた)し置 化(くは)しとろ
くるを滓(かす)をさり余薬(よやく)に合
せ搗(つき)調へし
▲樟脳(しやうのう)を入れて貯(たくは)へたる薬
は用ゆるとき紙を隔(へだ)て焙(あぶり)
樟脳の気を去るべし火
をいむ薬は湿(しつ)地に置へし
樟脳の気さる臭(しう)気な