翻刻
【右丁】
れたるに泥鰌(どじやう)を黒焼(くろやき)にし
てつくる
▲齦(はぐき)より細々(さい〳〵)血(ち)出るには塩
をしば〳〵ぬるへしそのまゝ
置は痛(いた)み腫(は[れ])る事あり又
歯(は)のよはきにはひづりをも
み出し汁を取塩をねりて
焼てぬるべし又 齦(はぐき)腫(は)れ
膿(うみ)て痛(いたむ)にはかりやすを煎(せん)
じふくむへし
▲歯(は)の浮(うき)たるに 丁子(てうじ) 松笠(まつかさ)
【左丁】
桑白皮(さうはくひ) 各等分 水一盃半
入よき酒少入煎じてふくむ
▲瘡毒(さうどく)の一方 川芎 二十目
皂莢(さいかし)の枝 細に刻み七十目
土茯苓二十目 甘草三匁
大麦七十粒 右七ツにわけ
七日に用ゆ煎方(せんほう)は一番に
食椀(めしわん)に水三盃入て二盃に
煎し二番に二盃入て一盃
に煎す功(こう)を□るもの□ほ
き方なり瘡毒にて耳の