翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

(長命)養生教草 - 翻刻

(長命)養生教草 - ページ 18

ページ: 18

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用ひおのれが言(ことば)の偽(いつはり)なきを試(ため)し見給はゞこよなき幸(さいは) ひにしていとよろこばしきことなりさて又保寿散方 中に用ふる処の橙皮【左ルビ:ダイ〳〵ノカワ】唐流(からりう)にては疝気の薬に用ふるの外 格別の沙汰(さた)もなけれど西洋(おらんだ)にては此くすりの効能おび たゝしきことなりされば短紙のつくす処にあらざるゆゑ 爰(こゝ)に略す 護命丸 此方は友人岡田 何某(なにがし)の伝方にして飢渇(きかつ)  を救(すく)ふの奇薬(きやく)ときけるゆゑ爰にいだして諸人に諭  すさはあれ余いまだ試みざればしばらく後の経験  を俟(まつ)のみ  道明寺《割書:一斤|》 黄精《割書:一斤》 氷砂糖《割書:二十|五匁》 人参《割書:三両》  楮実  茯苓  麦門冬  枸杞  禹餘量《割書:各五|両目》  右九味細末として雞子大(たまごのおほきさ)に丸し一日に三粒ヅヽ白  湯にて用ふるときは飢渇(うゑ)をしのぐこと奇也と聞(きけ)り     雪花菜飯(うのはなめし)の炊(たき)やう 雪花菜(きらず)をとりて水気(みづけ)をしぼり飯(めし)の水のひきゞはの処 へばら〳〵にして散(ちら)し塩(しほ)を少いれてしかとふたを して蒸(むす)べしうつすとき杓子(しやくし)にてかきまぜて飯(お) 桶(はち)へとるべし分量は米一升に糠(から)五合五勺にて程(ほど)よく食 するとき大根おろしにてくふべし思ひの外 雅(が)なるも