翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

(長命)養生教草 - 翻刻

(長命)養生教草 - ページ 19

ページ: 19

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のにて風味宜く粮(かて)となして余程之益なり各心かけ 用ふべきことなり     蕪飯(かぶめし)の炊(たき)やう 蕪(かぶ)を細(こま)かにきざみて塩(しほ)水にて洗(あら)ひ米一升の中へ五合 計もいれ又外に味噌豆二合いれて米と交(まぜ)合して炊 くべし水加減は常の通りにてよし蕪より水いづれば程(ほど) よく豆も煮(にえ)るものなり此法は上州 伊香保(いかほ)の人の伝に して至極(しごく)風味もよくくひよき飯也なるべくは豆は宵(よひ)よ り水に浸(ひた)しておくかたよし     沙羅沙飯(さらさめし)の炊(たき)やう 大根の葉を細かにきざみ塩にて能(よく)々 揉飯(もみめし)の水の ひきゞはへちらすべし米一升 割麦(わりむぎ)五合大根葉四合 の分量なり干葉飯.大根飯.芋飯.なども粮(かて)とする には此分量にて炊べし釜よりうつすときよく〳〵交(まぜ) ざれば食(くひ)にくし     粟飯(あはめし)の炊(たき)やう 粟をよく〳〵とぎて二日程も水に漬(つけ)おき米一升 割麦(わりむぎ)一 升粟一升三色同分量にて能々まぜあはせてたくべ し殊(こと)の外ふえるものなり水加減常の如くにてよし     啇陸(やまごばう)を植(うへ)べき事