翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

(長命)養生教草 - 翻刻

(長命)養生教草 - ページ 9

ページ: 9

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にて其外は下魚にかぎるべし中々おほ江戸の食物とは同 日の論にあらずさればとて百姓の専門(せんもん)なれば其たび〳〵 に麤【麁】食ともおもふまじ彼(かれ)を思ひ是(これ)を考(かんが)ふると我は今 僅のうち麦(むぎ)を食し芋(いも)を喰(く)へばとて何程(なにほど)の難儀(なんぎ)のこと あらんや倹約(けんやく)を守り麤【麁】食をするは命をつなぐ手あ てなりと思はら【ママ】少しもえゝうがましきことは出来(でき)ぬ筈(はず) なり年の豊凶(ほうきやう)によりては米穀(べいこく)の上(あが)り下(さが)りはこれ迄も 度々ありしことなれ共五十年来 今年(ことし)ほどのことは 初めてなれば今までの豊年の恩(おん)を謝(しや)する《割書:と》おもひ 成丈(なりたけ)粮(かて)めしを食し米をくひのばすやうに心がくること 上への御奉公なりと各こゝろがくべきことなりさてまた 大昔より米穀上り下りの相場を記して諸人に志 しむるも何かのこゝろえになることもあらんかと思へばおのれ が見あたりたることを摘(つま)みて爰にいだす顯ー宗天皇二 年冬十月戊午 ̄ノ朔癸亥宴 ̄ス_二群臣 ̄ヲ_一是 ̄ノ時天下平 ̄ニ民無_一 傜役_一歳 比(しきりに)登稔(みのりて)百姓 殷富(さかんにとみ)稲-一-斛 ̄ニ銀銭一文とあ[り] 又続日本紀に 元明天皇和-銅四年銭一文に米数 六升とあり又三代実録に 清和天皇貞-観八年二 月大政官処分 ̄シ定 ̄ム左右京白米一升 ̄ノ/直(あたひ)銭四十文前 廿六文今加 ̄フ_二 十四文 ̄ヲ_一黒米三十文前 ̄ハ十八文今加 ̄フ_二 十