翻刻
【右丁】
研修斎蔵刻
【左丁】
滝【瀧】の効能記 【朱書き】《割書:刊本》瀑布又は機滝【瀧】又は水を潅て
当山滝【瀧】の川不動明王御滝【瀧】の功力によつて【行頭からここ迄の文字に朱の傍点】諸病難
病を愈す事あけてかそへ難しといへども尚諸人
のためにひろく世上に伝えさるも本意なければ
予か嘗て潅水法数年諸人にすゝめてこゝろみ
功験あるも主治の概略を左にしるす事しかり
きちがひ てんかん かんしやう【注①す】
ちうき【注②】しひれ いたさかゆさをしらず
かたみきかず ちやうめいつう そらで【注③】
うちみくじき ひきかぜ おこり【注④】
【注① 癇症=気のいら立つ症状。】
【注② 中気=中風に同じ。】
【注③ 空手=神経痛などで痛む手。】
【注④ 瘧=熱病の一つ。一,二日の間をおいて間歇的に発熱が起こるのでいう。】