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【右丁】
ほんゐとははらのいたみてはく病(やま)ひ
水(みづ)のみそゝぎかくいつもよし
へだてねば天地人(てんちじん)とみつなるを
ゆにあたゝめて身(み)をはむろざき
としごとにりびやうとおこりやむ人は
みづをそゝぎてあとかたもなし
ちはやふる神(かみ)のみそぎのみづそゝぎ
よろづの病(やま)ひみなつきるなり
りういんは朝水(あさみづ)のまぬゆゑなるぞ
のみてそゝぎてむねをもやすな
【左丁】
ぬしよりもさむさにまけぬやつこ見よ
からげる尻(しり)を水(みづ)にそゝぎて
るゐを引(ひく)らうせう中風(ちうふ)ゆの咎(とが)を
水(みづ)にそゝぎてようじんをせよ
をんせんは土用中(どようちう)なりくわん水(すゐ)は
かん中(ちう)なりとかねて知(し)るべし
わかさかりいろとさけとにあさゆすき
みをもちくづし末(すへ)はよひ〳〵
かほ手(て)あしひゞとあきれのきれるのは
ゆにあたゝむるゆゑと しら ず や