翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

灌水伊呂波歌 - 翻刻

灌水伊呂波歌 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

【右丁】 よにおほきせんきすばくにかつけやみ       朝夕(てうせき)そゝぎ水(みづ)に 根(ね) を きる たんせきとむねやせなかにこしいたみ       痔(ぢ)もりん病(びやう)も いゆる 潅水(くわんすゐ) れい水(すゐ)の能(のう)ある事をちかくしれ       いしやと薬(くす)りを遠(とを)く 求(もと)むな そむかれぬもんじをとくに味(あじは)へよ       垢離(こり)行水(ぎやうずゐ)とかくにあらずや つう風とひぜんさうどくほねがらみ       しらちながちも皆(みな)水(みづ)ですむ 【左丁】 ねまなこは水にてさませ寝(ね)【寐】あせかき       づゝうめまいにきめうなり けり なつはみづ遣(つか)ふはよしとさとれども       冬(ふゆ)はいりゆにまよひ ぬる かな らくになるこゝろをしれやみづごりは       いのらずとても神(かみ)やまもらん むしけあるこどもはおやのそだてがら       みづをそゝぎてやり ばなし よき うしとらや北風(きたかぜ)みんな身(み)にしむに       みづをそゝぎて東西(とうざい)も なし