翻刻
【右丁】
ゐ【左注:井】のでばな【左注:華水】のみてそゝぎてゆをいまば
はれる病(やま)ひも中風(ちうふう)も なし
のみすごしかしらもおもくさむけせば
みづをそゝぎて 酔(ゑひ) ざまし せよ
おそろしきものはこたつといりゆなり
人をまるのみすると おも へば
くだりはら又はひけつにこまる人
朝(あさ)水(みづ)のみてそゝぎ てぞ よき
やかましく耳(みゝ)なりのぼせかたいたみ
風(かぜ)まめ ならば 水(みづ)が なに より
【左丁】
まのあたりゆあたりきぜつみきゝても
こりずに入(い)るは余(あま)り をろ かさ
けがすればまづとりあへず水(みづ)そゝぎ
くすり たりともゆのけ 大(だい) どく
ふゆのうちさむさにこまる人(ひと)ならば
水(みづ)をそゝぎて春(はる)はきに けり
こごえなばにはかにあつきものくふな
すぐにいりゆは猶(なを)さら の事
えてふ得(え)てのみ喰(く)ふものはそのまゝに
まづせん一にゆ をば つゝしめ