翻刻
【右丁】
〇目の薬
女中には
ごふくもの
くしかうがいは
めのどくなり
おとこの
めのわる
きには
あさくさ
などの
人の
おゝき
所へ
まいり
みづちや
屋
こしを
かけて
いれば
おびたゝしき
女の
中にも
ふじ
いろの
もんちりめんの
【左丁】
□【むヵ】く
三ツほど
とひいろ
ひろうどの
おび
ひぢりめんの
ほそき□くけ
又はくろ
ちりめんの
つまあかり【褄上り=着物の褄の、裾より上がった部分】
しろむく
ばかり三ツ
四ツきんなし【金梨子地のこと】の
もふる【モール】のおび
もへき
びろうとの
こしおび
いつれもすあしに
うらつけぞうり【注】
いかやうに
むづかしき
人のめにも
きみやうに
よし
【左丁下部】
どこだか
わからねへ
しけさんかと
おもつた
ついそ
ねへ【終ぞねへ=まったくめずらしい。】
【注 裏付け草履=裏を付けて厚くった草履。わら製、竹の皮製などがある。裏は三枚または五枚重ねが普通。また重ね草履の間に革を入れて、水が浸み込まないようにすることもある。】