翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

竹斎狂歌物語 3巻 - 翻刻

竹斎狂歌物語 3巻 - ページ 22

ページ: 22

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【右丁】 ないさせ此 内(うち)にやぶくすしの。竹斎やおはしま すととへは。下部(しもへ)かくとはしれど。たのみたる人の 心もしりかたけれは。われは何をも存(そんせ)ぬ身(み)也 うちに其やうなる人やおはしますか。とひ 侍るへし。さてきさまは。いつくよりの御つかひ にやととかむれは。にらみいへるやう。いやくる しうもなき身也。とかく我たのみたる人に あはせ給へなといへは、下部(しもべ)うちに入。此 者(もの)か男(おとこ) つき【注】ものいひなと。つぶさにかたれは。竹斎や かてにらみかたつね来(きた)るとしりて出てあふ 【左丁】 へきや。又心むつかしけれは。こゝにはゐ侍らぬ なといつはらんと。かなたこなたあんしわつらふ 心をしりて。をんないへるかの内々物かたりの むつかしやの。にらみとのにて渡(わた)り給ふや。とかく 出てあい給へそれこそ我(われ)らかゆくすゑにも竹 若(わか)かなかき世のためにもしかるへからんなと。か きくとくも。我ためおもふにやといとほしき ものから。我か手をきりてまたこと人に あつらへんもつみつくらるゝ。わさにやと思 ひしれは。せましきものは此 道(みち)なるへし。我 【注 男付き=男ぶり。】