翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

竹斎狂歌物語 3巻 - 翻刻

竹斎狂歌物語 3巻 - ページ 26

ページ: 26

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【右丁 挿絵】 【左丁】 かに其方(そのはう)は竹斎 老(らう)の御手きれたると聞 侍るはまことかうそか。をんなこたへていはく。 さん候【注①】竹斎さまは万事(ばんじ)心に物をもまかせえ ぬとて。此たひ上洛(しやうらく)なされ侍る也其 上(のほ)りの日も 明日(みやうにち)にてこそ候へなとなく〳〵かたり侍しかは かのかゝ申やうさためて其方も金銀(きんぎん)をゝく もらい給ふへし。我等(われら)も右(みき)に其方をきもいり 侍れは。ちとすそわけにあつからはやなとかまかけ たり。女こたへていふやう。いやとよ【注②】みつからは唯(たゝ) かの人にわかれ侍るこそ身にあまりて。か 【注① さんぞうろう=応答の語。さようでございます。そうです。】 【注② いやいや違う。いやとんでもない。】