翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

竹斎狂歌物語 3巻 - 翻刻

竹斎狂歌物語 3巻 - ページ 7

ページ: 7

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【右丁】   ひんほうのかみのくろやきえてしかな    四百四ひやう【注①】のめうやくにせん かくいひつゝくるうちに。日もにしにかたふ けは。上洛(しやうらく)の才覚(さいかく)せんといとま給り。にらみ の介も宿所(しゆくしよ)にこそはかへりけり   第二にらみ長者の門外にたゝすむ事 にらみの介はねられぬまゝに。ほし〳〵【注②】と四(よ) 方(も)山の事を思ひめくらすにも。猶(なを)たのみた る人の宿世(すくせ)こそかなしけれ。いかにもしてよ きさいかくをめくらし。みやこへのほさはやと 【注① 四百四病=人間のかかる病気の総称。】 【注② ほしほし=しみじみと思い廻らすさま。】 【左丁 挿絵】