翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

紅葉狩剱本地 - 翻刻

紅葉狩剱本地 - ページ 13

ページ: 13

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ゆみ。妹背(いもせ)の中に子をもうけ武勇(ぶゆう)を子孫(しそん)に伝へ との。ゑいりよ也との給へは。惟茂は身に余り冥加(みようが)にあ まる悦びを。何と奏(そう)せん詞もなく世継御前は嬉し げに。見かはすめもと色ふかき御所の女中の花心。うらやむ もあり妬(ねたむ)も有惟茂が矢さきには。変化は物か及び なき内裏(だいり)上らうしとめしは。げに精(せい)兵の手きゝやと 其名をあげし〽九重や。柳桜を。こきまぜて。錦の 小路(こうぢ)の中納言 冬通卿(ふゆみちきやう)のひとり姫。珍瓏(たまゆら)君はかくれなき 公家(くげ)一ばんの美人草(びじんさう)。くさのゆかりの草むすび。彼惟 茂といつの間についことづてのかけ橋を。渡りぞめせし文 玉づさ恋の山々かさなりて殿御(とのご)よ妻よの約束(やくそく)を。 つき〳〵お部(へ)やの人ならで人にもらさぬねやのとや。 一条 表(おもて)の物見の亭(ちん)気のむすぼれも時津(ときつ)風。 はれやかに見渡し給ひ。なふ〳〵能(よい)日和(ひより)ではないかひの。う