翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

紅葉狩剱本地 - 翻刻

紅葉狩剱本地 - ページ 27

ページ: 27

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ゑいやつと荷ふてしゆく所に立帰る。四人のかたをひ□り して六尺。〳〵又六尺。二条川原は石たかくだつくり。ぼつくり【注】まが り道。車 大路(おほち)のまはり道今出川原くらま口。びしやもん 天も御 納受(なうじゆ)百足(むかで)の足取あしづかひ。引足五尺のび 足五尺一条大路柳原。やなぎがゆるぐ春の風乗物ゆら すなゆるがすな。雲も霞(かすみ)もはい〳〵〳〵はやしのゝめの朝 烏(からす)雀(すゞめ)はちう〳〵忠臣の誠を。ちからにあらはせり      第二 范蠡(はんれい)西施(せいし)を湖水(こすい)に沈(しず) ̄メ。呉起(ごき)が妻を害(がい)せしも勇者(ゆうしや)の おもんずへき道とかや。今度 橘(たちはな)の諸任(もろとう)狼藉(らうぜき)に及びし刻。平国(くにむけ)の 御太刀 紛失(ふんしつ)の事。永く平の御なをれと。洛中の口すさみ止(やむ)事 なく。惟茂卿の御館(みたち)には。老中 譜代(ぶだい)の御家人等気を失ひ色を 損じ。日々夜々に寄 集(あつまり)詮議(せんぎ)とり〴〵まち〳〵也。茨菰(おもだか)次郎 眉(まゆ)を ひそめ。誠に主君惟茂大内の変化をたいらげ。弓箭(きうせん)の徳に 【注 「だっくり、ぼっくり」=道などがでこぼこしているさまを表す語。】