翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

紅葉狩剱本地 - 翻刻

紅葉狩剱本地 - ページ 72

ページ: 72

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づた〳〵に切さいなむなぶり殺しののたれ死。天のにくしみ 主人のばち。妻子の罰も一時に報(むく)ひの剣ぞ心地よき。今は 是迄これよりは頼むは仏神天道次第。いそかれふさわかいざ 給へ母上。親はそれたか鷹(たか)の子の心はとや出の大鷹【注】 鶻鳫(はやぶさ)。 取 靏(つる)取 白鳥(はくてう)取。手に取小 鷹(たか)手なれだり。やがて名を取 知行(ちぎやう)取ほまれを取と気逸物(きいちもつ)。心計はいさめ共。身は落草(おちくさ) に影(かげ)隠(かく)す返つてきじと鷹の巣(す)や都の古巣(ふるす)に帰りけり   第四信濃くだり 今年わたりの。きやらではないがとめてねまきの 一かさね。ねまきの。とめて。とめてねまきの一かさね。 ともにかさねて二かさねいざやしなのゝ雪国の。雪 のはだへをあたゝめて。同じちぎりをかさねんと。世 継(つぎ)御 前も玉ゆらも。心おれあふ花の枝。つゑにきりつゝ。 たび衣。世のうゐつらいしらぬ身は。うしろづよしや後 【注 「とやでのたか(鳥屋出の鷹)」=鳥屋ごもりの後、羽も抜けかわって鳥屋を出る元気のいい鷹。】