翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: 模範解答付きコレクション1

紅葉狩剱本地 - 翻刻

紅葉狩剱本地 - ページ 76

ページ: 76

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秋にあふみぢの。めいしよ〳〵をそのまゝに。こすいにう つすうつし絵とうつして人にかたる迄。我あふぎにも かしははらあふ夜の夢はいつ迄も。さまさで見ばや さめがゐの水はせかれてよどむ共。我はとゞめじふはの せき。たび行人も立わかれ。いなばの山や。みやぢやま 草木もそめしあさぎぬの。きそのみさかに さしかゝりしなのぢ。にこそ〽つきたまふ 面白や比は長月はつか余り。四方のこずゑも色々 ににしきを色どる夕しぐれ。ぬれてや鹿のひとり なく声をしるべの狩衣(かりころも)げにおもしろきけしきかな。 花のふゞきの雪ならではらはぬ袖につもりては。五色の 雪とふる紅葉。わけつゝ行は錦(にしき)着(き)て家に帰ると。 人や見るらんと。朱買臣(しゆばいじん)がむかしを読(よみ)し。哥の心に 似たるぞや。それはもろこし会稽(くはいけい)山爰は信州(しんしう)戸隠(とんかく)【?】