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迄又からふし山見へ申。 関(せき)内角内 可(べく)内よ。とつたりとらんかとら
藏よ。やつこ〳〵小やつこに。山の手やつこ〳〵ゑ。せき内角内可内よ。
とつたりとらんかとら蔵よ。やつこ〳〵小やつこに山の手やつこのふり出し
ておとりくるひてあそびけり。金剛おもだかめを見合せ。変化が我々
引て見るあなどつたるふるまひ。あつちからあなどらばこつちも鬼
をなぶり物。なぶり殺しにしてくれんと《割書:ヤア|》小りこうなやつこ殿是へ
とまねけばちよこ〳〵〳〵。爰へとよべばちよこ〳〵〳〵。扨もふつたり
まだふれ〳〵。おどる所をとびかゝり。うたんとすれはひしりととび。
きらんとすればはつときへ。かげろふいなづま水の月。めにさゑ
ぎつて手にとられすあきれ。はてゝ立たりし二人のかうべを
両手につかみ。すねはそらに引あぐる。切てもついてもたゞ雲水
を切ごとく。ふみとゞめふみしめても大ざうにひかるゝごとく。おぼへす
ちうに引あげらるれは。てんちにはかにしんどうして山河もさ
くることく也。聞とひとしく。これもちしやうぐん山上にかけあがり。