翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

竹斎療治之評判 2巻 - 翻刻

竹斎療治之評判 2巻 - ページ 25

ページ: 25

翻刻

する内に門よりてんやく衆(しゆ)の御/見廻(みまわり)と有(あり)けれは 竹斎(ちくさい)此よし聞(きく)よりも破紙子(やぶ連かみこ)の躰(てい)なれは急(いそ)き あはてゝのきにける其時(そのとき)/病者(びょうしや)申やうふかく也 竹斎殿(ちくさいとの)/約束(やくそく)の薬(くすり)はといへはそなたの薬(くすり)には しゆすの小袖(こそて)に繻珍(しゆちん)の羽織(はをり)をせんして呑(のみ)給へ と云(いゝ)すてゝ大あせ多らしてにけにける 此段(このだん)の志ゆすの小袖(こそて)しゆちんのはをりを唐(もろこし)の事 に考(かんかふる)に/外(不か)をかさりて内(うち)に/学力(がくりき)のなき人を申 とて羊(ひつし)の質虎(すたとら)の皮(かは)と書(かき)たり羊(ひつじ)に虎(とら)のかは をきせたるやうにて外は見事(みごと)に虎(とら)のやうなれ 共(ども)内はひつしのど志よか年にて何(なに)のたけ▢事 もなきといふ此心を下心に/持(もち)て書(かく)なるへし▢▢