翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

竹斎療治之評判 2巻 - 翻刻

竹斎療治之評判 2巻 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

徒気たるなとゝいふていつも同じ薬(くすり)をつかはるゝ 事あるを云なるへしそ礼にてきりぬゆへにすい がうやくをはりければ梅(うめ)は出たれ共/目鼻(めはな)を一所 へすいよせける是又よくもかゝれたり前(まへ)に/云通(いふとをり) 唐(から)の書(しよ)にも病(やまひ)を見て病(やまひ)を治(ぢ)するとかく 是(これ)はあしき事なり唐(から)も大和(やまと)も同(おなじ)事たとへは 腹(はら)か痛(いた)めはまづ腹(はら)のいたみをやめんとて木香丸(もつかうくはん) に/奇應丸(きをふくはん)/奇効丸(きかうくはん)や熊(くま)の膽(い)にたうやくるざり しなとゝて俗人(ぞくにん)まじりに用(もちひ)らる腹(はら)の痛(いたみ)は止(やむ)事 あれ共/其薬力(そのやくりき)のあらきにて脾胃(ひゐ)のそこ年の考(かんがへ) なくあげくのはてに/不食(ふしよく)などして腫気腸満(しゆきちやうまん)の 煩(わつらひ)なとに変(へんづる)事/多(おほ)しかの虫(むし)の/痛(いたみ)に/計(はかり)目かつき