翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

歌養生 - 翻刻

歌養生 - ページ 15

ページ: 15

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楽(たのしみ)の極(きはま)る時はやまひいで  くるしむものと兼(かね)てしらすや 塵塚(ちりつか)のこゆれば虫の多かりき  山の土にはむしはすくなし 口中にみつるつばきを呑(のみ)こめば  虫をころしてきよ【虚】をも補(おぎな)ふ 汗(あせ)おほくいでばころもをぬぎかへよ  ひさしくきれば瘡(かさ)や出こん いつとても百(もゝ)の病は気よりいづ  はな見心になるは養生 物(もの)ごとのねよけ【注】にきけばいとゞよし  こゝろつくしをはらふ松風 【注 根好げ=性格が善良そうであるさま】 【虚 東洋医学でいう気の不足の意】