翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

歌養生 - 翻刻

歌養生 - ページ 16

ページ: 16

翻刻

行(ゆく)ほどは心の鏡(かゝみ)くもりなし  見る物ことの移(うつ)りかはりて 朝はやく起(おき)てあゆみをはこびなば  気もはれやかに病ひしりぞく 起(おく)るとき手足(てあし)をのべて面より  身をなでおろし閨(ねや)を出へし 心なき鳥獣(とりけだもの)のうへにだも  おきふすときはたかはさりけり あつ湯(ゆ)にて足を洗(あら)へば臥(ふ)すごとに  ねふりもきざし下焦(げせう)あたゝむ 【下焦 : 漢方で臍から下を指す】 ひえ枕(まくら)かたき枕や高(たか)まくら  目をもくらまし頭痛(つつう)いづ也