翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

歌養生 - 翻刻

歌養生 - ページ 21

ページ: 21

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久かたのそらもとゞろに鳴神(なるかみ)の  夜半(よは)の恋路(こひち)は我とさくべし 雪や霜あらしや雨のしきる夜は  妻戸(つまど)も精(せい)もとぢてもらすな 浦山のわかちも見えぬ霧の夜に  恋路(こひぢ)にまよふ人ぞはかなし 偕老(かいらう)のちきりも冬は絶(たえ)ねたゝ  春のゑきれい【疫癘】のそくとぞ聞(きく) ひたすらに五月(さつき)小春(こはる)はつゝしみて  かたくいむべしみとのまくばい【注】 夏至(げし)冬至(とうじ)四 季(き)のかはりめ日月(しつげつ)の  蝕(しよく)には房事(ばうじ)つゝしみてよし 【注 「みとのまぐは(ワ)い」の変化した語。男女が契りを結ぶこと。】