翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

歌養生 - 翻刻

歌養生 - ページ 24

ページ: 24

翻刻

飲食(いんしい)と色(いろ)と酒(さけ)をも汲(くみ)て知れ  人の生死(しやうじ)は此うちにあり 食物(しよくもつ)のよきとあしきをわきまへよ  病は口より入のほんもん 朝夕に美食(びしよく)過(すぐ)さは脾胃(ひい)のみか  終(つゐ)にはいでん虫のわづらひ おり〳〵に粥(かゆ)や湯(ゆ)つけを食すれば  脾胃(ひい)をたすけて気力おきなふ かろくくむ【注①】酒は薬と菊(きく)の水  あきぬる【注②】ほどはしんしやく【注③】をせよ 塩(しほ)からき物をはさのみこのむなよ  脾胃にしめりて毒(どく)とこそきけ 【注① 軽(かろ)く=「軽く」に同じ。かろく酌む=少し(酒を)飲む。】 【注② 飽きぬる=十分満足する。】 【注③ 斟酌=さしひかえる。】