翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

歌養生 - 翻刻

歌養生 - ページ 39

ページ: 39

翻刻

【右丁】 産後にもみそ汁(しる)好む人ならば  すいてもさのみ苦(くる)しからまじ 産後にはまづしらかゆをすゝむへし  脾胃を和(やわら)げ気力(きりよく)増(ま)すなり さんの後もちひ【餅】をこのむ人ならは  やはらかに煮(に)て用(もち)ゆべきなり 【左丁】 夏のさん籠(かこ)によりそひもたれなは  心ゆたかにいさきよからん 冬のさん籠に火(ひ)ををきよりそへば  心ゆるりとさむさよげ【注】ぬる さんの後気をしつむるにしくはなし  伽(とぎ)のおほきをさのみこのむな 【注 よぐ(避ぐ)。よける事。室町時代末期から近世中期頃まではヨグと濁る撥音があった。】