翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

歌養生 - 翻刻

歌養生 - ページ 46

ページ: 46

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【右丁】 疱瘡(ほうさう)に香具(かうく)のにほひきらふなり  月のさはりの女いむべし 常盤(ときは)なる松(まつ)に巣(す)だちてそだつるの  ひなにならはゞ千代もへぬべし 【左丁】 藪薬師(やぶくすし)腰(こし)よりやうじやうぬき出し  一ふしもなき今やうの哥(うた) 指(ゆひ)のはらのつまばらみ【注】をも知(しら)ぬ身の  懐胎(くはいたい)のさたいふはくわんたい りやらひやらふしをも知ぬ笛竹(ふえたけ)の  世をはゝからぬ産のことの葉 【注 爪孕み。「つまばらめ」に同じ。(爪が孕むの意) 短く切り過ぎたりした爪の傷に化膿菌がはいり指先が化膿して腫れあがる病気。】