翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

歌養生 - 翻刻

歌養生 - ページ 51

ページ: 51

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【右丁】 伊勢海(いせのうみ)きよき渚(なぎさ)の玉をひろ ひ。山田原(やまだのはら)の杉(すき)の下露に筆を したで【注①】ゝ。二巻(ふたまき)にものしもて来(き) たるを見れば養生の哥なり。 さらぬ月花の上にだに。心を もとむるにしづのうみをの 【左丁】 みたれやすく。詞をつゞけんとす れはふしのしげ糸(いと)ふしだつ事 のみありて。いにしへよりよむ事 のかたき道になんいひつたへ侍るを。 此二百首は。心わたづうみ【注②】のそこ ひ【注③】なく。よりくる浪にこと葉の花 【注① したづ(滴づ)=したたらせる。そそぐ。】 【注② 「わたつみ」に同じ。海。海原。】 【注③ 際限。はて。】