翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

歌養生 - 翻刻

歌養生 - ページ 9

ページ: 9

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【右丁】 とりこにす。其中に草の葉を 口にふくみたる老翁(らうをう)あり。恰(あたか)も 神農氏(しんのうし)の霊像(れいさう)をみるかごとし。 加藤清正(かたうきよまさ)の陣中(ぢんちう)に。南叟(なんさう)といへる 僧(そう)これをあやしみて其故をと ふに。此国(このくに)の医師(いし)と答(こた)ふ。みし 【左丁】 にもたがはすいとゝあやしく おほえて。ひたすらかれをこ ひてその命(めい)をすくひぬ。よろ こびにたへず婦人科(ふじんくは)の療養(りやうやう) を伝(つた)へて其 恩(をん)をむくふ。南叟(なんさう)帰(き) 朝(てう)の後。やつかれにゆかりある人