翻刻
尓ふれて人々能好處於なじからず上戸盤下
戸能好ところを/嫌(きら)へり。又大家尓なし来れる
事の末尓至て学ひがた起事は是を/不能(のせす)
大やり何盤かく/仕(し)堂るざよ起と云へる事を
註春るも能なり。但し聞傳堂るばかり尓て未
な佐ざ類事は不_レ載。年来仕覚し堂る事能い
佐々かも其益有事を註春るも能なり
一饗應の一躰/座席(ざせき)の/錺(かさ)り器物等まで餘り
尓事を求め珍しからん事をた能めば。/異風異(いふうい)
/躰(てい)尓成て亭主能心ざ満於しはから流々ざりし
嚋昔より人の/仕(し)来連る事をよく春る越。誠
能料理功者とも。上手とも云べき也。又切形
より始め取合/烹方器物(尓かたきぶつ)尓至流まで/奇麗(きれい)
な流を先と須。但しこれ丹尓も能程の仕かた有て
右ページ三行目ㇾ点 「不_レ載」
振り仮名を付けるとレ点をつける事ができない