琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: 琉球大学所蔵 琉球・沖縄関係資料 vol. 1

南島紀事 下 - 翻刻

南島紀事 下 - ページ 16

ページ: 16

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す之を接貢船と称す盖し進貢の船隔年二隻を 発し福州に留ること二年次の貢船交換出入す るを例とす是に於て一隻を増し毎年船を替へ 役者を継き傍ら通商に便にすと云ふ天和二年 尚貞名護按司を正使とし恩納親方を副使とし て将軍綱吉の継統を賀す三年清主翰林院検討 汪楫を正使とし内閣中書舎人林麟焻を副使と して琉球に遣し尚貞を封して琉球国中山王と 為す清主自ら中山世土の四字を書して之を贈 る尚貞か請に応するなり是より正使は必す翰 林院より選出するを例とす元禄元年向煕を国 相とし毛国瑞を法司とす尚貞耳目官毛起龍等 をして清国に入貢せしめ貢船の定員を増し関 税を免さんことを請ふ清主許して五十人を加 へ二百人を以て定数とし接貢船貿易の税を免 す《割書:五事略曰康煕三十七年巡撫官張中挙一概ニ|蠲免セシカハ其国ノ人彼徳ニ感シテ今ニ至》 《割書:ル迄コレ|ヲ祀ルト》二年尚弘才向煕に代りて国相となる 四年尚巴志尚円の二霊を祀る是より先き舜天 英祖察度尚質の四王人民に功徳あるを以て礼 を備へて之を祀る此に至り二王を加ふ始めて