琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: 琉球大学所蔵 琉球・沖縄関係資料 vol. 1

南島紀事 下 - 翻刻

南島紀事 下 - ページ 21

ページ: 21

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し山川を経緯するあり啻に当時に功あるのみ ならす後世士人の模範たる此二人に若くはな し明良相遇の時といふへし 宝暦二年第二子立つ是を尚穆王と為す法司蔡 温致仕す尚傑を以て法司とす秋尚穆今帰仁王 子を正使とし小波藏親方を副使として江戸に 遣し襲封の恩を謝す六年夏清主翰林院侍講全 魁仝編修周煌を正副使として琉球に至る尚穆 出て迎恩亭に迎ふ冊使乃ち尚穆を封して中山 王とす《割書:此行全魁請テ王|文治ヲ従客トス》国王送迎の礼此に始ま る明和元年尚穆読谷山王子を正使とし湧川親 方を副使とし将軍家治の継統を賀す七年馬国 器を法司とす《割書:沖縄志曰馬国器三司官ト為ル令|誉盎然君子ノ称アリ赫々ノ功ナ》 《割書:シトイヘトモ時人|愛敬シテ已マスト》安永二年尚穆世子尚哲を遣 して薩摩に聘問し明年春に至り還る天明二年 向天廸を法司とす六年尚穆向天廸等に命し賞 例及ひ科律を編修せしめ国中に頒布す八年八 月世子尚哲没す《割書:追尊シテ王ト称スル|コト尚純ノ例ニ同シ》寛政二年 尚穆宜野湾王子を正使とし幸地親方を副使と し将軍家斉の継統を賀す六年《割書:乾隆五|十九年》四月尚穆