琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: 琉球大学所蔵 琉球・沖縄関係資料 vol. 1

南島紀事 下 - 翻刻

南島紀事 下 - ページ 30

ページ: 30

翻刻

地縞細上布《割書:十|端》紺縞細上布《割書:十|端》白大綸子《割書:五|本》縮緬《割書:十|巻》 《割書:紅|白》金入龍文純子《割書:一|本》青貝料紙硯箱《割書:一|匣》焼酒《割書:十壺(以|上聖上》 《割書:へ)| 》紺地縞細上布《割書:五|端》紺縞細上布《割書:五|端》白大綸子《割書:五|本》紗 綾《割書:十巻|紅白》縮緬《割書:十巻|紅白》金入龍文純子《割書:一|本》金入龍文紗《割書:一|本》 焼酒《割書:五壺(以上|皇后宮へ)》此時 勅語あり琉球の薩摩に付庸たる年久し今維新 の際に会し上表且方物を献す忠誠無二 朕之を嘉納すと使臣等も各自物を献す伊江王 子は紺地縞細上布以下五品宜野湾親方も亦同 し喜屋武親雲上は四品を以てす 勅語あり汝等入朝し能く汝の主の意を奉して 失ふなし自ら方物を献す深く嘉納すと詔して 尚泰を封して藩王と為し華族に列す其文に曰 朕上天の景命に膺り万世一系の帝柞を紹き奄 に四海を有ち八荒に君臨す今琉球近く南服に 在り気類相同しく言文殊なるなく薩摩付庸の 藩たり而して爾尚泰能く勤誠を致す宜しく顕 爵を予ふへし昇して琉球藩主と為し叙して華 族に列す諮爾尚泰其れ藩屏の任を重し衆庶の 上に立ち切に