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依て今回陸軍中将西郷従道を都督に任せられ
該地に発向の上曩きに我人民を暴害せし罪を
問ひ相当の処分をなし且は後来我か人民航海
の安寧を保護せんか為め屹然取締の道相立へ
き朝意なり云々と乃ち西郷中将はう陸軍若干
の隊兵を督し軍艦数隻を以て蕃地に進軍あり
数合戦伐の末賊巣を衝き島首を伏し平定の功
を奏して凱旋せり政府は七月十七日を以て琉
球藩に達して曰本年第六十五号達の如く陸軍
中将西郷従道を以て都督に任せられ台湾蕃地
処分仰出され都督渡蕃の後勦撫其所を得漸次
軍門に降伏し即今殆んと平定に及ひ曩に其蕃
人民を劫殺せし兇徒は専ら捜索中なり尚都督
兵を率ゐ在蕃すへし若し横死の親族共彼地に
就き遺骸を祭り度志願の者あらは聚掛念なく
渡蕃せしむへし航海船便の如きは長崎出張蕃
地事務局へ申立つへしと又九月廿八日院省使
府県に達せられて曰本年五月六十五号を以て
達したる台湾蕃地問罪の件五月廿二日都督西
郷従道蕃地へ到着其数日前参軍既に入蕃水陸