琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: 琉球大学所蔵 琉球・沖縄関係資料 vol. 1

南島紀事 下 - 翻刻

南島紀事 下 - ページ 39

ページ: 39

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す又日本兵を退くや台地に在て有る所の道を 修め房を建る等件清国留て自ら用る事を願ひ 費銀四十万/両(テール)を給す亦議定を経て《割書:日本|清》国《割書:「全ク|退兵》 《割書:ヲ行フヲ「全数|付給スルコトヲ」》准す均く期を愆つを得す日本国 兵未た全数退き尽すを経さるの時は清国銀両 も亦た全数付給せす此を立て據と為し彼此各 一紙を執て存照す《割書:明治七年十月|同治十三年九月》両軍は大日本 欽差全権大使柳原署名加押し大日本全権弁理 大臣参議兼内務卿大久保大清欽命総理各国事 務和碩恭親王軍機大臣大学士管理工部事務文 等十人と互換する所のものなり是より先き七 月十三日琉球藩を以て内務省の管理に属せら る《割書:従前外務|省管理》十月十六日蕃地よりは牡丹社首長 か差出したる琉球人髑髏四十四頭高砂丸に托 し長崎に送致せり是に於て内務卿は在鹿児島 該蕃役員へ達し琉球表に回送せしめられたれ は該地摂政伊江王子三司官宜野湾親方等連署 を以て内務卿に謝礼状を呈して曰く台湾に於 て暴殺に遭ひたる琉球人髑髏在鹿児島役員を 経て当藩へ下付せられ至仁の程各親族等拝聞