翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

(秘法日用)養生訓 - 翻刻

(秘法日用)養生訓 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

魚鳥(ぎよてう)の肉(にく)を強喰(ごうしよく)し死活(しくわつ)の陽(よう) 灸(くは)も致(いた)さず不養生(ふようせう)して一子(いつし)な きを愁(うれ)ふ豈(あに)濁毒(ゐんどく)の気(き)を含(ふく)むこ とを知(し)らず精液(じんすい)を補(をぎな)わんと種々(しゆ〴〵) の好食(このみぐひ)精薬(しんやく)腹用(ふくよう)【ママ】するといへど体(たい) 中(ちう)の其(その)基(もと)を能(よく)磨(とぎ)明(あきらか)にせずしては 悲哉(かなしいかな)所詮(しよせん)有べからず 酒食(しゆしよく)魚鳥(きよてう)獣肉(ぢうにく)其外の物々 一能(いちのう) 一 毒(どく)あるといへり然(しか)れども一さい 人の食(しよく)ならざるはなく依(よつ)てその 程々(ほど〳〵)に能(よく)食する時は一体(いつたい)の養(やしなひ) となる然(しか)るに過当(くはとう)の強食(ごうしよく)する 故に還(かへつ)て其身(そのみ)の害毒(がいどく)となる べしたとへは数万(すまん)の財宝(ざいほう)を積(つむ)