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しかず
◯ 前条(せんじやう) 病発(ひやうはつ)するを治(じ)するの薬功(やくこう)
も有(あり)なん併 万病(まんひやう)起らざるは死(し)
活(くは)の陽灸(ようくは)にしかずと覚(おぼ)ゆ
◯ 序(ついで)に曰(いう) 三州(さんしう) 吉田(よしだ) 侯(こう)の御領知(ごりょうち) 百性(のふにん)
万平(まんへい) 親子(しんし) 孫(まご) 曽孫(ひこ) の一統(いつとう) 無病(むひやう)に
して長寿(ちやうじゆ)なり薬用(やくよう)の分(ぶん)は
壱(いち)人たりとも一生(いつせう)おほへず常に
神方(しんほう) 艾灸(がいきう)の外(ほか) 他事(たじ)なく不(おこた)
怠(らず) 点(きう)して清健(すこやか)なりといふ是(これ)は
世上(せじやう)の人 能(よく)しれる事(こと)なれど灸
能(のう) 大功徳(たいくとく)なるを信用(しんよう)して爰(こゝ)に
あらはす者也
◯《割書: 予》 死活(しくわつ)の陽灸(ようくわ)する所は男女(なんによ)