翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

(秘法日用)養生訓 - 翻刻

(秘法日用)養生訓 - ページ 9

ページ: 9

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 生(じよう)の不行届(とゝかざる)より煩(わづら)ひを需(もとめ)るに  等(ひと)し 〇 病気(やまひ)に同症(どうせう)の者あれど其人(そのひと) 各(おの〳〵)  平日(へいじつ)の気順(きじゆん)有ものにて一同に  なきなり又同病たりとも風土(とちのしだい)  並 時候(じこう)により て少(すこ)しの違(ちが)ひも有  べし病(やまひ)の盛(さか)んなる時(とき)は薬力(やくりき)を  以 一時(いちじ)たちまちに治(ぢす)といふ事 難(かた)  く故(ゆへ)に病者(ひやうにん) 心気(しんき)を尽(つく)して医(い)  術(りやう)の誹謗(ひほう)す《振り仮名:歎ヶ鋪|なけかはしき》 事也 然(しか)る処(ところ)  予 幼年(よふねん)にして多病なりしが二  十歳の頃(ころ) 病(やまひ)の床(とこ)に臥(ふ)す父母(ふたをや)  種々(しゆ〳〵) 医療(いりやう)を尽(つく)し呉(くれ)るといへ  ども更(さら)に薬功(やくこう)なく煩(わつら)ひ臥事(ふすこと)