翻刻!江戸の医療と養生

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養生一家春 - 翻刻

養生一家春 - ページ 21

ページ: 21

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【左頁】 跋 先師(せんし)百瀬(もゝせ)養中(ようちう)先生(せんせい)諱(いみな)は正春(しやうしゆん)字(あさな)は雲明(うんめい)杏霞園(きやうかゑん)主(しゆ) 人(じん)と号(がう)す信州(しんしう)松本(まつもと)の人(ひと)なり資性(しせい)豪励(がうまい)【劢】にして博(ひろ)く 群書(ぐんしよ)に渉(わた)り最(もつとも)医療(いりやう)の術(じゆつ)に精(くは)し京師(けいし)何某(なにかし)家(け)の 後見(こうけん)したまひし時(とき)《割書:予(よ)|》遊学(ゆうがく)して其(その)門(もん)に入(いり)東都(とうど) に下(くだ)りたまひても猶(なを)親(した)しく随従(ずいじう)し諸(しよ)門人(もんじん)の中(うち) にも殊(こと)に《割書:予(よ)|》が弱劣(しやくれつ)なるを憐(あはれ)み居恒(つね〳〵)諭(さと)し置(おか)れ たることゞもをおもひ出(いづ)れは胸(むね)にみち心(こゝろ)に溢(あふ)れて 忘(わす)るゝに暇(いとま)なしされば師(し)の恩(おん)は天(てん)なを低(ひく)く海(うみ) なを浅(あさ)かるべし《割書:予(よ)|》わかゝりし時(とき)は殊(こと)に虚弱(きよじやく)に