翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

養気説 4巻 - 翻刻

養気説 4巻 - ページ 34

ページ: 34

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 用を為(ナス)ところの初(ハジメ)にして。《割書:庚図の|如し。》四と五は。三より生ず。  《割書:今《振り仮名:暦-学-家|レキガクカ》には。三-角-算(ザン)といふを用て。天-度(ド)を測(ハカリ)。及(オヨビ)その佗(ホカ) |の算(サン) をも。皆(ミナ)この三-角-法にて為(スル)ことは。三は数の用をな》  《割書:す初(ハジメ)にして。律-度の三より起(オコ)るも。|これ亦自-然の用-数なればなり。》体(テイ|タイ )は。方(ケタ|シカク )円(マロク)厚(アツキ)薄(ウスキ)。《振り仮名:各-自|ソレ〳〵》の  状(カタチ)を異(コト)にすと雖(イへドモ)。《振り仮名:方-体|ハウタイ》は形(カタチ)の先(マヅ)-成(ナリ)て。上⁻下 四⁻方《振り仮名:平⁻等|ビヤウドウ》なる  ものなり。《割書:辛図の|ことし》此方-体に。六-面、《振り仮名:八-角|  |  スミカド 》、十-二-《振り仮名:稜|リヤウ|ヒラカド 》あり。六-面よ  り八-角を生じ。八-角より十-二-稜を生ず。六-面は逆(ギヤク)-六。八-角  は順(ジユン)-八。十-二-稜は十-二-律なれば。これ一 ̄ノ-方-体に律-呂の度-  数は自(オノヅカラ)-具(ソナハリ)たることを観(ミル)べし。《割書:律呂正義 ̄ニ曰。理-者 数-之-体。数-者|理-之-用。唯理 ̄ト与(ト)_レ数 相-生 ̄ス。故 ̄ニ人-声》  《割書:与(ト)_二楽-器_一相-協(カナフ)。而(テ)大-楽 以 ̄テ-成(ナル)焉とあるも。これなり。しかして其|下-生に三-分の一を去(サリ)。上-生に三-分の一を益(マス)ことは。史-記。前-》  《割書:漢(カン)-書₋等(ナド)にその説(セツ)あるも呂(リヨ)-氏 春-秋。《振り仮名:淮-南-子|エナンジ》などに本(モト)づき |たるよしを。正-義にいへれど。《振り仮名:畢-竟|ヒツキヤウ》は《振り仮名:旧-套|キウタフ》を脱(ダツ)せざること》  《割書:多ければ。一〳〵に|は拠(ヨリ)がたし。》しかして音の初はかの三-角の三にし  て。宮、徴(チ)、商の三-音なり。宮より徴を生じ。徴より商を生じ。  商より羽を生じ。羽よ り角を生じ。角より変(ヘン)-宮を生じ。変-  宮より変-徴を生ず。白は諸-色の原(モト)にして色に算(カゾヘ)ず。黒は  色の極(キハマリ)たるものなれば。黒には色なしとす。故に白より  諸色を生じ。白に黒を交(マジヘ)て始(ハジメ)て色をなすものなり。然(シカ)し