翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

黄金山福蔵実記 3巻 - 翻刻

黄金山福蔵実記 3巻 - ページ 5

ページ: 5

翻刻

【右丁】 福蔵はともだちのとり さたをきゝきのどくがり わがこゝろに何の一もつも なけれども異こくの きしつをうけたれば 日本人とは大ちがい うまれつきはぜひもなしおんをもうけし人々にこゝろの そこをしら せんとちうやかん たんをくだきふとはつまいし 人はこれ万もつのれい 天ちといつたいの人けんにむだな所はない はづそも〳〵へそははらのしかけをみるために 天ちのうみつけ給ふあななればせい人のまなこ をもつてはらのうちをのぞきいどうをはじめほひ しにちがひはなしさてこそしんけつどもな つげ給ふこう■のぞいてみたるさたもなく しよやく御あんのへそのあなとは小人のたはこと とるにたらずぼんにんのまなこではめ がねてみるにしくはなしとおらんだりうの くふうのめがねちゑをふるつてこし らへ出し人をのそかばまづわがあなを 少しお■■のぞきみるにあんに たがはずはらのからくりすみ からすみまでみへたる 子曰こうせいおそろ〳〵とは この福蔵がことなるべし ﹁きん   年めつら  しき   おらんだの  とけい ﹁天もんの   とうぐ又は人身より    火をとるうつわもの     ヱレキテルといふもの    も去(ユ)■不(フ)遠(ス)て    いふめがねもみな    福蔵が父 ﹁ヲロト  ユテヱ   スが  さいく   なる 【左丁】 これならきやうこうちつとも きがねをする事はないぞ うれしや    とて ともをよび  よせ わがはらの  うちを   みせる みな〳〵これ  にてあんど   するふく蔵    も     うれし        なきに      なきける   こゝろにかくす事      なきを        ふくぞうなく            といふ       事はこのときよりぞ           はじ            まりける ﹁ハヽ   〳〵   〳〵  これは  おからい  これでみんな  がくやがしれた  もふよかろふおれにも  おみせ ﹁ついぞ   なく    事 ﹁さてもきめうてからい   ■ぼしがかんばんにある    とをりだへんなちゑ          ふくろが           ある            ばかり           ほかになん             にも             きづかい              な               もの                も              ない                よ ﹁なんとくろうじろ    ちゑか〳〵