翻刻
【右丁】
福蔵又おもふやうさい
わいこのめがねにてとせい
のくめんありとうせいのはやり
いしや多くはその身のきてん
りかうばかりにてきのふまて
いしやのそあうりとりをしたやつが
ほういの志■治もよめぬくらいで
■ふは■まいがたをもりかけてかごの
ぼうをのませるもるやつももるやつ
のむやつものむやつされ
どもなぜかぼうをのんでやまひが
なをり多くのしやれいを
してやるそれでも
なをらばよいで
あらふまでしからば
われらもくふうあり
ぼうをのませるじゆつはしらね
﹁志か介よろこぶ
それでははやりませう
おつにしかけがてき
ました
﹁福蔵
おらんだ
のすがた
にで
たち
名
も
おらんだ
のふうについなをる
きてんでゑすとつゝ
よこもじでもよめねば
﹁わた
くしも
せいだし
ますが
ぜにが
やすくて
【左丁】
ども大きなるものなればさだめて
くろやきにでもするなるべしわれもとより
むがくにてくすりをしらずへつに
黒やきのしゆだんありまやくをしらねば
めがねにてはらのうちの病根を
みぬのておく右のはやりいしやから
みればわれにはめがねだけのつよみあり
いのちはひとのもの何をくらはせてくたはらふと
まゝよいしやの
かまつたことゝて
なしまつてんほにやつてみやうとふん
へつきはむる
なんとよつろふがといふ所が
きりおとしへおちるはつ
ぶたいからあてるつもりさ
とうせいめつらしきをよろこぶうきよ
なればとのことはつととりさたひろけ
したい〳〵にはやりだし
へそいしやとてもて
はへす
﹁かたかなで
やど
め■
をかく