翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

華夷九年録 - 翻刻

華夷九年録 - ページ 25

ページ: 25

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「右帖」 四日計の日数を乗りて此国の城下 カラガンと云所に着にけり数千軒の町 有つて舟ゟ壱人上りて斯と届けるにや 爰の役人と覚しき人来り我々を連 て城門を入り又一重の門を入りて玄関 と覚敷所に引すゆる頭と覚敷人 出来るが壱人老人と見へし人我等に向ひ て曰く日本人成るかと云我々うなづき成る 「左帖」 程左様に而御座候風にはなされて斯 の仕合と云ければ聞へしにやいなやつれ ゆく人に何かと云事有つて一言も 知らす暫く有つて役人と覚敷人来り つゝ我々を連て城門を出町を数十町 行て離れたる所にあき家あり馬屋の 如き家に皆々を入置き番の者三人にて 賄を調けり喰は芭蕉(ばせを)の実赤米を