翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

華夷九年録 - 翻刻

華夷九年録 - ページ 45

ページ: 45

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「右帖」 色々の肉に焼酒を添へて右の施餓 鬼棚に備ふ大勢の僧出て御経あり 其後備へし異具の物所の若子 供(とも) 等が大勢集りて是を取り争(あらさを)ふ事 夥し是を取帰りて家の豕羊犬猫 の類に喰はせけり扨十五日の夜は近所 催合にして大い成 筏(いかだ)を拵らへ前なる大 川に浮かし置き家々ゟ壱斤掛の蝋燭 「左帖」 に火を燈し異具共に持出し件の筏(いかだ)に 備へ置繋し綱を切はなしければ水に乗 して流れゆく川上ゟ追々に流れ来る大 蝋燭風にも消へず何ん里共無く流れ 行其火の光り幾千萬といへ共数しらず 雲壱ツ無き夜に星出たるが如し其外 踊り様々の遊ひありて賑か成りける盆 会なり勿論墓所は十三日夕ゟ廿日の