翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

華夷九年録 - 翻刻

華夷九年録 - ページ 57

ページ: 57

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「右帖」 場所にては色(いろ)事をいたすやら様々の事 を云てほめるやら言語道断の有様也 此所は夫に引きかへ女は七歳より外(ほか)を 見ず是が女の誠の仕付け共ならん我れ 朝のいやしき女に此まねなりといたさせ たき者成りと心の内に思ひけり今年八月 に主人の弟カンへン官に縁だん済み今日吉日 迚娵迎ヘの用意ありけり先/聟(むこ)の方ゟ 「左帖」 嫁の所へ送ける其品々には衣類三通り 箱に入れ持ち運ぶ金のゆびかね六ツ并 金の輪二つ箱に入れ壱人にて持也扨又 金銭百二拾文を箱に入れ持つ《割書:壱文に銀|拾匁にかへ》 草履(ぞうり)壱足踏皮壱足壱人にて持つ焼 酒二瓶壱斗入り也台にすへ四人にて是 を持運ぶ大ひなる蝋燭弐丁是を二人 にて持つ豕鶏羊等鴨壱番二人にて