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コレクション: コレクション 1

四季漬物鹽嘉言 - 翻刻

四季漬物鹽嘉言 - ページ 31

ページ: 31

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【右丁】 たるにても苦(くる)しからず段々(だん〳〵)切(きつ)てつけ込(こむ)也/紫蘇(しそ)の 実(み)生姜(せうが)もよし瓜(うり)茄子(なすび)甘塩(あましほ)に押(おし)て水をきりて 漬(つけ)るはことさらよし    精舎納豆漬(てらなつとうづけ) 納豆(なつとう)には瓜(うり)茄子(なすび)丸(まる)にて一塩(ひとしほ)押(おし)て水気(みづけ)をとりて 漬込(つけこむ)がよし一日ほしてつければ味(あぢわひ)格別(かくべつ)なれど急(きう)には つきがたし是(これ)とても生姜(せうが)とうがらし辛皮(からかわ)など入るも あれば時(とき)の宜(よろ)しきに従(したが)ふべし    枝豆塩漬(ゑだまめしほづけ) 【左丁】 《振り仮名:ゑだ豆|    まめ》のさやの青(あを)きをゑらびもぎて湯をくゞらせ 中塩(ちうしほ)にて焼明礬(やきめうばん)を少(すこ)し加(くわ)へかるく押(おし)をしてたくわへ置(おき) 遣(つか)ふ時(とき)一夜(いちや)塩出(しほだし)してゆでればさやも青(あを)くして生(なま)の枝豆(ゑたまめ)の ごとし    塩松茸(しほまつだけ) 尋常(よのつね)の塩松茸(しほまつだけ)は塩水にてゆでさまして其(その)塩水(しほみづ)にて 樽詰(たるづめ)にするゆへ匂(にほ)ひもなく味(あぢ)もなし珍客(ちんきやく)をもてなすには 是(これ)に異(こと)なり松茸のかさのつぼみばかりを撰(えら)み蒸籠(せいろう)に 入れ青松葉(あをまつば)をたきてむしとくとさまし松脂(まつやに)を細末(さいまつ)にして