翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 101

ページ: 101

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【右頁】  ぬ異国(いこく)の方書(ほうしよ)に言(いへ)る沙病(さびやう)の中(うち)の絞腸沙(かうちやうさ)なるべし 【左頁】   鍼暈(しんうん)《割書:はりして目をまはす事なり|》 凡(おほよそ)人(ひと)鍼(はり)して暈倒(きとをくなりたをるゝ)ものあり鍼(はり)の上工(ぜうず)にもある ことなれども其 法(ほふ)ありて再(ふたゝび)鍼(はり)して速(すみやか)に甦(よみがへる)者(もの)也 至(いたつ)て初心(しよしん)のときは驚愕(をどろ)きて処置(とりさばき)を失(うしの)ふもの なれば聊(いさゝ)か救法(すくほふ)の大意(たいゐ)を載(のする)のみ 〖療法(りやうほふ)〗袖(そで)を以て病人(びやうにん)の口(くち)鼻(はな)を掩(おほ)へば息気(いき)をふき 回(かへ)すものなり其時(そのとき)あつき湯(ゆ)を与(あたへ)飲(のま)しむべし 前法(まへのほふ)の如(ごとく)して気(いきを)回(ふきかへ)さゞるは手(て)の三里(さんり)に鍼(はりす)べし 【〖 〗は隅付き四角囲み線