翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 115

ページ: 115

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【右頁】 〖療法(りやうほふ)〗黄連(わうれん)《割書:薬店に|あり》一匁水一 杯(はい)を半分(はんぶん)に煎(せんし)服(ふく)す 或(あるひ)は豉(し)《割書:納豆なり塩の入|たるは用へからず》を二十 粒(りう)許(ばかり)加(くはへ)入(いれ)煎(せんじ)用又よし ○又方 黄芩(わうごん)《割書:薬店に|あり》一匁 剉(きさみ)水(みつ)一 杯(はい)を半分に煎(せん) じ服(ふく)す○又方 鬱金(うこん)《割書:薬店に|あり》末(こ)となし白湯(さゆ)にて 六分 許(ほと)用ゆ○又方 山茶花(さんさくは)【左ルビ:つばきのはな】《割書:庭園にあるつ|ばきなり》末(こ)とな し白湯(さゆ)にて服(ふく)す《割書:其まゝ煎(せんし)|服(ふくす)又よし》○又方 青黛(せいたい)《割書:薬店にあ|り絵(ゑ)の具(ぐ)》 《割書:に用ゆるあいろう|を用てよし》二銭 新汲水(くみたてのみす)にて服すべし ○又方 黄丹(わうたん)《割書:絵(ゑ)の具(く)に用る品(しな)なり薬店にてたん|といふ光明(かうめう)たん長吉たんみなよし》 【左頁】 一 味(み)新汲水(くみたてのみす)にて一 銭(もんめ)を服(ふく)す○又方 馬勃(ばほつ)《割書:後に図(つ)|説(せつ)あり》 末(こ)となし砂糖(さたう)にて枇杷(びわの)核(たねの)大に丸し冷水(ひやみつ)にて化(とき) て服(ふく)す○又方 黄栢子(わうばくのみ)《割書:倭名しこのへい|薬店にあり》一両水に煎 し服(ふく)す○又方大黄《割書:薬店に|あり》一匁 末(こ)となし生(なまの)地黄(ぢはう) の絞(しぼり)り汁(しる)一 合(こう)許(ほと)《割書:大和筑前の辺(へん)にては多く作(つく)る|ゆへ汁(しる)を用ゆへし若 生(なま)の根 無処(なきところ)》 《割書:にては薬店にて生乾(ほしたる)地(ち)|黄(わう)を求(もと)め一匁入べし》水を五 勺(しやく)許(ばかり)《割書:若 乾(ほしたる)地黄(ちわう)を|用は水壱合》 《割書:五勺入|べし》沸(わかし)煮汁(にしる)を服(ふく)す○辡茄(たうからし)などの類 辛(からき)熱(ねつ)の 物を多(おほ)く食(くら)ひ吐血(とけつ)するは紅棗(なつめ)核(たね)ともにむし 【〖 〗は隅付き四角囲み線】